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カントリーロードから、3ページ目に入る。
このページまでエンディングまで行く。










[#13] 12/23

次のスターピースを求めて、マリオ達はカントリーロードを行く。
物語は中盤から後半に入る。

書ききれないほど多彩なモンスターが現れるエリアだ。
素早いが紙HPの8ビートレッド、逆に頑丈なカサカサアロエ、金持ちだが1人になると逃げるトンダリヤなど個性も豊富。
レオンレッドは酔っぱらっており、度々同士討ちする。放置しても怖くないので後回しで。
同時に出ることが多いワカッチュラは、「なにかんがえてるの」のメッセージに反し毒を持っている。

道中で必ず戦うアントウォリアーは、攻撃力が高い。
「きはくアップ」⇒「かみつき」を防ぎ損ねると、3桁ダメージを食らうこともある。非常に危険だ。


砂漠エリアから流砂に入り、地下洞窟を進みベロ~ム神殿に至る。
おみくじは右から順番に引き、100コインをゲットした。
これ、中央を最初に引くと戦闘になるっぽい。

順番は逆になるが、洞窟ではスターが2個手に入る。
これでザコを一掃し、一気に経験値を283も入手。全員レベルが上がった。


ボスはベロ~ムとの再戦。
今回はマロ以外も食べ、コピーキャラを作り出す。
ベロ~ムに攻撃を集中したいが、キャラ次第では偽者を片付ける方がいい。
特に、マロの偽者は速攻で始末するべき。威力72のエレキテルは使わせたくない。
放置するなら、マリオかクッパの偽者を作らせるのが比較的安全だろう。

SMRPG-093

今回は偽者のモーションも本物準拠になった。
さっきからパンパンいたいのよ……ってそれはFF7か。


ベロームを退けて進めば、そこはモンスタウン
モンスター達の住む町だが、彼らはマリオ達にも親切に接してくれる。

まずは、目当てのスターを……だが、一行が探すスターではなかった。

SMRPG-094

隣の楽譜はSFC版にあったっけか?
この音楽を聞いたら、ケロケロ湖に行こう。3回目のキノコフスキーの音楽になる。
楽譜が正解になっているが、これが無いとプレイヤーの音感に頼らざるを得ない。
当たっている音符はわかるので、それを頼りに総当たりする手もあるが。

これを正解すると、キノコフスキーとマリオの曲が完成。
このゲームを何周もしていた昔は、この曲を聴くと終盤に入ったことを実感したものだ。

そして、ドリンク屋で全種類のドリンクを購入できる。
最上位のケロケロドリンクは、全員のHPを全回復する。3個しか持てないので、使いどころを考えたい。


モンスタウンに戻る。
町長の家の隣にいるドッスンには、7回話しかけよう。
外で鍵を入手でき、これを使ってベロ~ム神殿で大量のアイテムが手に入る。

宿屋に泊まると、アンデッド3のミニゲームが始まる。
ワールドの各地に隠された、レイホー、テレサ、カロンのお札を集めると「ゆうれいくんしょう」がもらえる。
装備するとバトル開始時に「DEFENCE UP!」がかかり、被ダメージが半減する。


この町は腕試しのメッカでもある。
まず、ジャッキー道場。かつてクッパの部下だったノコヤンが、ここに弟子入りしている。
腕試しを挑まれるが、威力2倍のビートアタックに注意すれば勝てるだろう。

すると道場主のジャッキーが現れ、挑戦を受けてくれる。

SMRPG-095

見ての通りすごく小さいが、確かな腕を持つ格闘家である。
HPは600と低め、しかし防御力が高い上にジャンプ以外の全属性無効だ。
攻撃力も高く、ジャッキーラッシュ三角蹴りを1ターンに何度も仕掛けてくる。

だが、まだジャッキーは本気とは程遠い。1戦目はお手並み拝見に過ぎない。


2戦目はステータスが上がり、さらに強力な「てつざんこう」を使う。
もうひとつの新技「しゅうしけん」は一撃必殺の効果。ボタンガードで防ぐべし。

「てつざんこう」はボタンガードが難しいが、それでも確実に防がねばならない。
ゆうれいくんしょうを装備しても、HP90のピーチに92ダメージを与える。対策無しなら184。
仲間にもジーノウェーヴを使い、「しゅうしけん」はセーフティリング装備のマリオに来ることを願うかボタンガード。

ジャッキーは防御力も高く、ジーノとクッパ以外の通常攻撃は通らない。
こうなってくると、マリオを交代できない制限がきつい。
ジャッキー相手には、ジーノ、クッパ、ピーチの編成が最も戦いやすいだろう。できない編成だけど。
マロは明らかに相性が悪いので、「なにかんがえてるの」だけ使って交代しよう。


ここまでなら、初めてモンスタウンに来た時の実力でも勝てる。
だが、ジャッキーに本気を出されたら今の一行ではおそらく勝てないだろう。
もっと強くなってから、また戻ってこよう。
この町に住むもう1人の隠しボスにも、その時に挑む。

6:22
マリオ:Lv12 マロ:Lv13 ジーノ:Lv13 クッパ:Lv13 ピーチ:Lv13



[#14] 12/24

もうキノコワールドのほとんどを回り、まだスターピースが揃わないとすれば
あるとすれば、それは雲の上――というのがモンスタウンで聞いた話だ。

まずはパタパ隊の協力を得て、カントリーロードの崖を上る。
崖上りはミニゲームになっており、上り終えるまでのタイムが計測される。

SFC版から1秒だけハードルが上がり、10秒台パタパタくんしょうがもらえる。装備すると開幕「ATTACK UP!」の効果だ。
初回は11秒56、何度かやり直して10秒91を出した。
9秒台(SFC版の10秒台にあたる)はカエルコイン5枚、しかも何度でも。
稼ぎ場として有力候補になるだろう。

SFC版では、このミニゲームも気合いを入れてやり込み9秒台まで出した。
改めて8秒台まで狙ってみるか……時間的にきついか。


崖の上はビーンズバレー。ここに、雲の上に行く手掛かりがあるらしい。
出現モンスターは大半がカントリーロードと共通。

途中の土管が5つあるマップでは、パックンブルーを倒してどかすと土管に入れる。
だが、上と右以外はスルーでOKだ。

宝箱モンスターのナンダベェもいる。HP900、攻撃180の強敵だ。
かみつきは200ダメージを超えることもある。
モックンを呼ぶが、倒しても補充されるのでナンダベェを狙う方がいい。


上の土管に入ると、金色のワンワンがいる。
倒してから3回ジャンプ、すると……

SMRPG-096

クラウンカジノに行ける。
ブッキータワーでクラウン兄からもらえる、ブリリアントカードが入場に必要だ。

遊べるゲームは、左はスロット。絵柄を揃えるとアイテムがもらえる。
SFC版と異なり、料金の50コインは必要なくなった。

右はブラックジャック……に代わりリメンバーゲーム
並べられたカードの絵柄を覚え、裏返しにしてから指定されたものを当てる。
簡単な割にケロケロドリンクやロイヤルシロップがもらえて得だ。

そして、クラウン弟と遊べるのは「あっちむいてホイ」
単純すぎて飽きるが、100勝するとスターのたまごがもらえる。
バトルで使うと全体に100ダメージ、何度でも使えるアイテムだ。


一通り遊んだら、ビーンズバレーに戻ろう。
ザコが復活しているので、面倒なら逃げてもいい。

正ルートを進むと、クィーンフラワーとのボス戦が待ち受ける。
タコつぼゲッソー戦と同じく、つぼみを仕留めていくと親玉が登場する。

SMRPG-097

クィーンフラワーの得意技「さくらふぶき」
威力40の全体攻撃で、キノコの追加効果を持つ。
全員がキノコにされたら大変だ。逆に、それさえ防げば何とかなる。
戦う前に、アクセサリーを確認しよう。


クィーンフラワーを倒すと、逃げるトンダリヤが「よく育つ種」を落とす。もらっていこう。
今回は貴重品扱いになり、アイテム欄を圧迫しない。

少し進むと豆の木が登場。これが雲の上への入り口だ。
ひたすら上って進もう。

6:37
マリオ:Lv13 マロ:Lv13 ジーノ:Lv14 クッパ:Lv14 ピーチ:Lv14



[#15] 12/25

たどり着いたのは、あたり一面フカフカしたマシュマロの国

SMRPG-098

住民もみんなフカフカだ。マシュマロ人と呼ぼうか。
「きっと、そうなんだね」は道具屋と宿屋が共通で言う。なぜかツボる。

この町の宿屋は、宿泊費が30コインと作中で2位の高さ。
さらに30コインを追加すると、ゆめまくらを借りることができる。

文字通り、これを使って寝ると夢を見る。
内容はいくつかあり、ランダムで1つが出る。

SMRPG-099

中にはキノピオが驚くべき秘密を明かす夢がある。
これを見てから起きると本当にキノピオが現れ、レッドヨッシーエキスをもらえる。
このイベントは1回限り。


気になるのは、病気だという国王、城を取り仕切るマルガリータというよそ者。
そして彼女が見つけてきたという、行方不明のマロ王子

SMRPG-100

マシュマロ人には見えない。別な意味でフカフカではありそうだけど。


そう、マロはこの国の王子だった。
マルガリータはカジオー軍団とは関係なさそうだが、王国を乗っ取る気なら放置してはおけない。
彫刻家のガロの協力を得て、一行は宮殿に潜入する。

献上品の銅像とともに、銅像のふりをしたマリオは潜入に成功。
だが、マルガリータから銅像磨きを命じられたドドはかなり不機嫌な様子。
腹いせに銅像をつついて回る。

ここはミニゲームになる。ドドの攻撃をジャンプでかわそう。
突きを食らった場合のみならず、つついてきた時以外にジャンプするのも失敗になる。
成功すれば「ドドの羽」が手に入る。素早さが20上がるアクセサリーだ。
一方、2回失敗するとドドと戦闘になる。

フェイントもあるが、パターンは固定されている。覚えるのが手っ取り早い。
マリオを含めた4体の彫像を、左から順に1,2,3,4とする。マリオが3にあたる。
ドドがつつくのは「1⇒2⇒3⇒4⇒3⇒2⇒3⇒4」と来て……

SMRPG-101

最後に一周してから3だ。

このミニゲームは、BGMとドドの動きのシンクロっぷりが完璧だ。
作曲の下村陽子さんの話では、今作で最初に作った曲とのこと。
計算され尽くした細部へのこだわりを感じながら、ドドの攻撃をかわそう。
今回は一度でクリアした。


その後は、宮殿の探索に移る。
今回のモンスターも多種多様だ。下記の他、途中でキャサリンとのボス戦もある。

バーディ……集団で現れる。「きょうふのしょうげき」で恐怖に加えて混乱もする
ブルーバード……青いバーディ。こちらは防御が低いので武器で叩こう
ひまんパタ……2ターンに1度しか攻撃しないが攻撃力抜群。スーパージャンプで仕留めろ
ハイヘイホー……状態異常に注意しつつ叩こう
ヘクトバール……「ほうでんげんしょう」を使うが紙装甲。速攻するべし
スペール……多彩なスペシャル技を持つ。魔防が高いので武器で
デミグラ……手を出さない限り寝ている。後回しにしよう
ロロ……防御は高いがHPはわずか30。遠慮なく踏むべし
ハイクララ……HPが高くスペシャル技が強力。物理で攻めよう


逃げるマルガリータを追って、町に戻るとバトルだ。
開始時にドドが現れ、隊列の中央にいる仲間を連れ去る。
一騎打ちになるため、誰に任せるかよく考えたい。
ジーノを選出し、ジーノウェーヴで攻守を強化すれば優位に戦える。
あるいは「ゆうれいくんしょう」を装備したクッパか。
ストーリー的にはマロに戦わせたくもあるが、「れんぞくこうげき」で91ダメージはきつい。


その後、マルガリータとの対決だ。
HPが2000もあり、「にじいろシャボン」「オーロラのかがやき」「さくらふぶき」と状態異常付きの全体攻撃が満載。
あんしんバッジとセーフティリングが重要になる。
あとは、いつも通りジーノウェーヴと回復を回しつつ攻撃すればOK。攻撃は武器の方がいい。

マルガリータを追い出し、本物の国王夫妻と会う。
火山に大きな星が落ちたとの情報を得る。バーレル火山だ。


……と、その前に寄り道をひとつ。
マシュマロの町で、「よく育つ肥料」が手に入る。

種と肥料を揃えたら、ローズタウンに行こう。
最近引っ越してきた、園芸家のプランターさんがこれを探している。

種と肥料を探してきた時、そしてそれらを使って豆の木が育った時の合計3回
プランターさんはこのように超早口で話を始める。

SMRPG-102

高速でスクロールされる台詞を目で追うのは何とかできるが、読むのはとても口が回らない。
それどころか、SFC版と異なり3行ごとにメッセージ欄がクリアされるため
追いかけて読むのがさらに難しくなった。

豆の木を登ると、2種類の「ひまんパタこうら」が手に入る。
武器はマリオが装備でき、作中最強の攻撃力90。
防具の方は全員が装備可能で、防御と魔防+127、攻撃と魔攻と素早さ-50、全属性7割カット(SFC版では無効)、状態異常無効
特に防具は攻撃面のデメリットも大きいが、鉄壁ともいえる防御力が手に入る。
回復役のピーチか、場合によってはジーノウェーヴを使うジーノが装備者候補か。

7:16
マリオ:Lv14 マロ:Lv14 ジーノ:Lv14 クッパ:Lv15 ピーチ:Lv15



[#16] 12/26

6個目のスターピースを求めて、バーレル火山に挑む一行。
そろそろBGMも終盤の装いになる頃だ。

ここまでのダンジョンと違い、ほぼ一本道なので迷う心配は無い。
アイテムを回収しつつ、ひたすら進もう。

現れるモンスターも、ほぼ全員が火属性に強い。
逆に大半が氷弱点なので、集団にはマロの「ユキやこんこん」を使おう。
全員合わせても唯一の、氷属性のスペシャル技だ。

SMRPG-103

大型モンスターのジダンダ。なんか相当ストレスが溜まっているらしい。
2つの部位があり、頭から倒すと体が一撃必殺「うんさんむしょう!」を使う。

道中で3個ほどフラワーを入手。
まだ温存しているフラワーカプセル系のアイテムと合わせ、FPを99まで上げられる見通しがついた。
アイテムの所持制限が変更されたことと、ボス戦の多くで勝利後に自動回復するようになったので
終盤に来てもまだフラワーカプセル系を何個も残している。
移動中限定だが、FPを全回復するアイテムとしても使える。


途中、ヒノピオというキノコ人と会う。
このバーレル火山に住んでおり、ショップと宿を提供してくれる。
店には5人分の防具がある。
ここまでクッパのみ装備を新調するタイミングが他4人と異なっていたが、ここで全員が揃う。

SMRPG-104

この場所で休める場所を用意してくれてありがたいが、30コインも払って雑魚寝というところに突っ込むべきか……?
まあ寒くはないだろうけど。


ボス戦は2度。まずカイザードラゴンだ。
火山のドラゴンらしく、まさに燃えている。

魔攻がかなり高く、「ほのおのかべ」でも全体に50ダメージを与える。
「すいじょうきばくはつ」は全体に80~90だ。
いつも通りジーノウェーヴを使おう。ピーチのコマンドチェインで魔防を上げるのも対策になる。

倒してもまだ終わりではなく、ドラゴンゾンビとして再生する。
「がんせきガラガラ」は全体に威力72、しかも無属性なので防げない。
防御の低さを突き、速攻で仕留めよう。
コマンドチェインの攻撃UP、さらにジーノウェーヴを乗せたマリオの攻撃なら400ダメージまで行ける。


2戦目は、オノレンジャーが登場。カジオー軍団の一員だ。
レッド、ブラック、イエロー、グリーン、ピンクの5人組。
この世の悪を守るため、一行に戦いを挑む。

SMRPG-105

オノフォースをバックに、このカット。Switch版で追加された。
けどレッドのポーズは正しいのか?


バトルはもちろん5人で来る。特徴は以下の通り。

レッド………HPが1位、攻撃力も2位の高バランス型。「きはくアップ」でさらに強化する
ブラック……2回攻撃を行うスピード型、爆弾技を交える
イエロ………攻撃力が高く、物理攻撃にカウンターを行う
グリーン……スペシャル技が主体、「キラリりゅうせいぐん」を持つ
ピンク………回復と「さくらふぶき」でサポート

こういう時は回復役を真っ先に倒すのがセオリー、よって狙うべきはピンクだ。
次は技を使うグリーンと、手数の多いブラックを優先して倒したい。
ブラックの爆弾技はSwitch版にてボタンガード可能になった。確実に防げれば恐れることはない。
HPの高いレッドと、カウンター持ちのイエローは後回し推奨。
イエローにはジャンプで攻撃しよう。

あるいは、ATTACK UP!を乗せたジーノブラストも有効。
前衛組は魔防が低く、200ダメージ以上も狙える。

彼らはHPが0になると、それぞれ短い会話が発生。
レッド以外は「化粧が崩れた」「空腹で動けない」など、つまらない理由で戦線離脱する。
会話の面白さから、レッドを最後に残すといい。


5人とも倒すと、奥の手であるオノフォースで挑んでくる。
最初から使えというのは言わない約束。

オノフォースの行動は、2ターンに1度ジャスティスブレイカを放つのみ。
対策無しで受けると130~140ダメージ、下手すれば一撃で全滅する威力だ。

しかし……来るタイミングがわかっている大技なら対策はいくらでも。
3人技「まもってヴェール」を使う時だ。

SMRPG-106

1回限りだが、どんな攻撃も無効化する。
2発目を充填が終わる前に、全力で攻撃して決めるのみ。

この相手から経験値17しかもらえないのは解せないが、6個目のスターピースを手に入れた。
最後の1個は、一体どこに?

7:47
マリオ:Lv15 マロ:Lv15 ジーノ:Lv15 クッパ:Lv16 ピーチ:Lv16



[#17] 12/27

話を進める前に、モンスタウンを再び訪れる。

まず、ジャッキーと3戦目だ。道場の看板を賭け、ついに本気を出す。
初手で使う「しょうげきだん」はまさに奥義と呼ぶべき技だ。

SMRPG-107

計算上、防御94のピーチに344ダメージを与える。半減してもなお一撃で倒される威力だ。
「きはくアップ」込みだとさらに1.5倍、500以上になる。
ジャストガードしないと一発KOと考えていい。

他の技は、ジーノウェーヴ込みならなんとか防げる。
もちろん可能な限りボタンガードしての話だ。

しかし、戦ってみると昔よりは苦戦しない。
チェインボーナスの攻撃UPで、マリオの攻撃が100ダメージ以上を出せる。
ただし安定はせず、2ダメージのカスりになることもあるが。

武器には「ムラっけ」という隠し要素があり、その数値分を上限に与ダメージがブレる。
ひまんパタこうらのムラっけは40、全武器で最も高い。
ATTACK UP!とチェインボーナスも合わせれば、最大と最小の差が160くらいまで広がりそうだ。

チェインボーナスとボタンガードのおかげで、思ったより楽に勝利。
本気のジャッキーに勝利すると、彼はノコヤンとともにマリオに弟子入りする。
ジャッキーベルトを譲られる。攻撃・防御+27、素早さ+12、一撃必殺を無効と、なかなか優秀な装備だ。


さて、次だ。
ドゥカティで花火を買い、ぴかぴか石と交換しよう。
これを持っていると、モンスタウンの封印された扉に入ることができる。

SMRPG-108

この世の悪の全てを統べる者――と自称する、クリスタラーだ。
彼とその仲間は存在が2D、つまり平面だ。
立体的なマリオ達と、平面的な自分達に疑問を持っている。
そして、立体的世界の秘密を知るため戦いを挑む。

BGMは、FF4の「バトル2」が使われる。
Blackはこちらで先に聴いた。FF4をプレイしたのは2004年になるので。
また、設定に関係なくSFC版の曲となる。

「かつて我に挑みし者」……BGMも併せて考えると、セシルか?


SMRPG-109

Switch版でグラフィックが向上し、立体と平面の違いがより鮮明になった。

隠しボスだけあり、カジオーすらしのぐほどの強さを誇る。
クリスタラー本体に加え、火・水・土・風のクリスタルを相手にすることとなる。
それぞれの持ち技や特徴を以下にまとめよう。

まずはクリスタラー本人。
攻撃力250からの通常攻撃は、モーションが素早くボタンガードが難しい。Switch版になって多少防ぎやすくなったが。
3ターンに一度、ひっぺがしを使う。これはジーノウェーブやカタクナールなどのステータス上昇を解除する技だ。
この2つが主に注意すべき行動だ。

他には、キラリりゅうせいぐん、フレイムストーン、ダークスターを使用する。
ダークスター威力160と強烈だが、ボタンガードできるようになり警戒度は下がった。


4つのクリスタルは、それぞれの属性の技を中心に使う。物理攻撃はしない。

火は「かきゅう」「ほのお」「ほのおのかべ」「ライトサーベル」に加え、「コロナ」から名称が変わった「フレア」を使う。
この「フレア」は威力88、使い手の魔攻130も合わさって強力な全体攻撃だ。
対策無しでは140前後のダメージになるだろう。
他の技も含め、全て炎属性なので防げるのが救い。

水は「けっしょう」「さぶざむ」「カチカッチン」「ダイヤモンドカッター」「アイスロック」。
威力130のアイスロックと、威力60かつ無属性のダイヤモンドカッターに注意したい。

土は「すいじょうきばくはつ」「がんせきガラガラ」「ばくはつ」「ストーム」「すなあらし」。
いずれも無属性なので防げない。

そして風は「ライトニングボール」「でんげき」「ほうでんげんしょう」「エレキテル」。
ただし魔攻が低いため、「エレキテル」以外はそれほどのダメージにはならないだろう。
「にじいろシャボン」「さくらふぶき」の状態異常も、対策を講じておきたい。


Lv15~16で勝つには、手加減などしていられない。
ピーチにセーフティリングを回し、ジーノは防具のひまんパタこうらを装備。
さらにドドのはねで素早さを補強し、マリオより早く動けるようにする。
マリオはブッキーのおまもりを装備する。DEFENCE UP!も加えれば、フレアやアイスロックなどの最上位技も40ダメージに抑えられる。

方針としては、風のクリスタルだけ先に倒す。防御が非常に高いので、攻撃はスーパージャンプで。
後はクリスタラー狙い。通常攻撃で攻め込もう。

定期的にひっぺがしが来るが、それでもマリオにはジーノウェーヴをかけ直す。
ミンナカタクナールを使えばさらに安全だが、無くてもなんとかなる。


クリスタラーさえ倒せば勝利となる。
ただクリスタルも含めてFPは有限のため、最初から粘るつもりで戦ってもいいだろう。

見事勝利すれば、244という経験値に加えクリスタルのお守りがもらえる。
バトル開始時にATTACK UP!DEFENCE UP!の両方が得られる素敵装備だ。
イメージ的にもジーノに似合いそう。

この後、クリスタラーの間は扉ごと消える。どうやら引っ越したらしい。

8:13
マリオ:Lv16 マロ:Lv16 ジーノ:Lv16 クッパ:Lv16 ピーチ:Lv16



[#18] 12/28

さあ、カジオー軍団に最後の決戦を挑もう。
マシュマロ王家のジュゲムバスに乗れば、隔絶されたクッパ城に乗り込むことができる。
最後のスターピースがありそうな場所は、そこしかない。

SMRPG-110

本来の城主がいない間に、クッパ城は大改造されていた。
ポイントは、入り口から少し進んだところにある6つの扉
2つはアクション、2つはバトル、2つはパズルが待ち受ける。

合計6コースのうち、4つをクリアすれば道が開ける。
コースごとに報酬が用意されているので、それを目当てにルートを選ぼう。
Switch版では任意で引き返すことも可能。


アクションコースは、3つのマップを攻略する。
10回ミスしたら失敗となり、扉の間に戻される。

最初にノコへい3体が現れるコースの方が簡単だが、報酬のちょービンタグローブはフライパンより弱いので取りに行く意味がない。
ロイヤルシロップやこんぺいとうなど、アイテムを回収したら引き返そう。

上下する足場のマップは、ソニックシンバルがもらえる。
しかし、2マップ目のボムへいをかわして玉乗りするところに足の速いハイボムが追加で配置された。
これは結構難しいので気が抜けない。


バトルコースは、12回の戦闘をこなす。
多くはカントリーロード以降のモンスターだが、テレサやポピンなど序盤組もいる。

SMRPG-111

中央のヨロレイホーは、本来ならこの先の武器世界にいるモンスターだ。
さも自然なように先行登場している。

ミラクリボーやパタパタダッシュなど、おなじみの敵の上位種も多い。
だが、そうした敵はクッパを見ると逃げる。やはり主人には逆らえないらしい。
バトルメンバーにいない場合は、クッパの気配を感じ取って混乱することがある。

最初ミラクリボーのルートでドリルクロー、ノコへいレッドの方はスターガンがもらえる。
どちらも逃さず入手したい装備だ。


そしてパズルコースは、それぞれ3問が用意されている。
いずれも、こんぺいとうが報酬でもらえる。敵全体に200ダメージを与えるアイテムだ。

一方のコースは、コイン取り、マジカルスイッチ、ボールソリテア。

コイン取りは、宝箱に入った21枚のコインを順番に取っていく。
一度に取れるのは4枚まで、最後の1枚を取った方の負けだ。
これは、残りコインが5n+1枚になるよう残せばいい。
マジカルスイッチは一見複雑そうだが、よく見れば4手で終わる。

が、ボールソリテアは昔は解けなかった。
ランダム性は無いので、あらかじめ解を考えておけば確実にクリアできるが。


もうひとつのコースは、クイズ、タル数え、推理問題。
クイズは3択問題だ。正解は1点、不正解は-2点、時間切れは-1点とし、12問を終えるまでに8点に達すればクリアとなる。

クイズの内容は、一部変更があるが大半の問題はSFC版当時のままだ。

SMRPG-112

花の数を聞いているのになんで「パンジー」なんだ?


SMRPG-113

パイプダンジョンに入っていきなりエクスデスと鉢合わせしたら、プレイヤーは腰を抜かすだろう。


タル数えはこの中では簡単な方。確実にクリアしよう。
続いては推理問題。4人の選手が参加したトライアスロンの結果を、選手達の証言から推理する。
実はこれもパターンが決まっており、昔は覚えて突破していた。
が、今のBlackなら筋道立てて解答を出せる。

選手達の証言は以下の通り。一応、トライアスロンは水泳⇒自転車⇒マラソンの順番だ。

A:自転車でBを抜いて、その後ゴールまでBには抜かれていない
B:自転車で4位に落ちたが、水泳と同じ順位でゴールした
C:水泳と自転車は同順位、しかしマラソンで2人に抜かれる
D:水泳で3位、その後も3位より上にはならなかった

まず、Dに加えてCも最終順位は3位以下で確定。
となるとAかBが1位と2位になるのだが、Aの「Bには抜かれていない」からAが1位、Bが2位となる。
Cは自転車までは1位か2位だったが、Bは2位⇒4位⇒2位だったことからCは自転車まで1位。つまり1位⇒1位⇒3位。
残ったDが4位となる。


4つのコースをクリア、37分かかった。
セーブポイントの先にカメザードが登場、だがカジオーに操られている。戦って元に戻す。
その後会うクロコは、最強防具を売ってくれる。必ず買うべし。

ここまで来れば、もうゴールは近い。
キラーとドッスンのマップを潜り抜けると、終点だ。
ボス戦が連続で待ち受ける。

まずはブーマーと戦う。今回わかったが、"刀"のカジオー軍団らしい。
強いことは強いが特徴はあまり無く、ここまで来れば問題なく勝てる。


そして、クッパ城に突き刺さった剣――カリバーとの対決を迎える。
本体の他、右目、左目、口という3つのパーツがある。
目のどちらかを倒さないと本体に攻撃が届かず、その目は時間経過で復活する。
ちなみに視力は右が0.3かつ乱視、左は0.7らしい。ただし検査は勘だとか。

ところが――

SMRPG-114

実はジーノカッターが効いたりする。遠慮することなく一刀両断しよう。

9:13
マリオ:Lv17 マロ:Lv17 ジーノ:Lv17 クッパ:Lv18 ピーチ:Lv18



[#19] 12/29

カリバーを倒せば、カジオーの本拠地である武器世界に挑める。ここがラストダンジョンだ。
主のいる工場を目指して進む。

Lvは20もあれば十分だ。
今作ではLv30が上限で、Lv21以降はステータスの上昇値が大幅に少なくなる。
そのため、Lv20で完成に近づくと言っていい。

また、ここまで来るとピーチが攻撃でも活躍できる。
当初はHPと物攻が低かったが、レベルアップを重ねるごとに上昇値が増えていくのだ。
Lv20に上がる時は、HP+14、攻撃+11という成長を見せる。
ただし、Switch版では攻撃が+10に修正された。

とはいえ、ここでも避けられる戦闘は避けていく。
入口から2個目のセーブポイントまで、わずか78秒。目を引くスピードプレイだ。


ラストダンジョンに来て、「なにかんがえてるの」のキレも増してくる。
なぜかハイテンションなヘイパワーだ。

SMRPG-115

SMRPG-116

笑えばいいと思うよ。


途中から、これまでに会ったカジオー軍団の量産型が現れる。
HPは低いが、攻撃力や防御力はラストダンジョン相応に高い。

ヤリドヴィッヒの量産型とは、必ず一度は戦うことになるが
なんとここで強敵が出現。HPは3倍の2400、防御も高くこちらの攻撃が3桁に届かない。
かなりの長期戦になったが、経験値120・コイン100枚と通常の2倍の報酬がもらえる。
が、進むのが優先なら逃げていい。通常版を仕留めて突破しよう。


工場に入るまでに、ボス戦は2回。
まずはメビウスが登場だ。時計の外見をしており、バトル中に針を進める。
指している時間に応じて、技を使う仕掛けだ。

メビウス本体に加え、2体のリンリンも倒さないと勝利にならない。
「ダークスター」「恐怖のルーレット」を使うため、放置は悪手。全体攻撃で切り崩そう。


2戦目は、工場の入り口でドルトリンクメーテルリンクのコンビが登場。
ドルトは武器、メーテルは魔法が得意だ。

どちらかを倒すと、残った方が奥に控える3体目と合体するのだが
ドルトと合体するとアースリンク、メーテルならメルクリンクと名前が異なる。

SMRPG-117

メーテルの魔法は対処しづらいが、メルクリンクのHPが低いので速攻を狙える。
今回はこちらの択を選んでみた。
ちなみに合体時にドルトかメーテルのHPは全回復するため、均等に削る手は使えない。


どちらのボス戦も、思ったよりは簡単に勝利した。
ここからは工場の内部に入る。工場の責任者たちとのボス戦ラッシュだ。

最初のカカリチョーに勝利すると、マリオ達の後を追ってきたキノピオが登場。
出張ショップを開いてくれる。
全品半額の上に、これまで店に並ばなかったウルトラキノコがある。
クリア後を見据えるなら、ここで持てるだけ買っておきたい。
さらに、こんぺいとうをプレゼントされる。


その後は、カチョー、ブチョー、そしてコウジョウチョーが現れる。

SMRPG-118

コウジョウチョーの隣にあるのは、彼が精魂込めて作った兵器のラスダーン。
「なにかんがえてるの」のメッセージが攻略本にて伏せられていた。
そう、あとはカジオーを残すのみ。次が最終決戦だ。

勝ったら最後の準備をして、セーブしてから進もう。

9:42
マリオ:Lv18 マロ:Lv18 ジーノ:Lv18 クッパ:Lv19 ピーチ:Lv19



[#20] 12/30

ついにカジオーと対面する。
武器軍団を率いる大将で、今回の冒険のラスボスだ。
最後のスターピースは彼が持っており、欲しければ戦って勝つのみ。

SMRPG-119

攻撃力230からの通常攻撃と、「メガトンハンマー」「ミルキりゅうせいぐん」を使う。
技はいずれも全体攻撃で、威力は50と100。後者は3桁ダメージに達することもある。

他に、できたてヘイパーを生産することもある。
こちらは全体攻撃の「レインソード」を使用。
隣にある溶鉱炉を壊せば生産を封じられるが、カジオー本人を倒す方が早い。

ちなみにカジオーのメガトンハンマーと、できたてヘイパーのレインソードは同じダメージだ。
威力は50と80だが、カジオーの方が魔攻が30高い。


カジオーのHPは2000。ジーノウェーヴで強化したマリオの攻撃を重ねれば、削り切るのは難しくない。
しかしさすがは大将、1度の戦闘では終わらない。
激昂のあまりハンマーを叩きまくり、床が抜ける。
この部屋が昨日突貫工事で作ったばかりって、一体どういうこった?

SMRPG-120

仕切り直して第2戦、これが本当の最終決戦だ。
カジオーは数ターンごとに自分の頭を叩き直し、形態を変えながら戦う。

初手は必ず戦車型になる。攻撃力250はクリスタラーと同値で、1発3桁ダメージは堅い。
さらに、一撃必殺のマグナムを撃つ。

他には「ミルキりゅうせいぐん」「ダークスター」などを使う魔法型、状態異常をばら撒く宝箱型
そして防御力が高く「ひっぺがし」を持つ防御型に変化する。
魔法型の時に倒されないよう注意したい。

また、2戦目のカジオーは頭と体に分かれており、2回行動する。
体はHP1000で、削り切れば数ターンの間攻撃を封じられる。
堅実に行くなら、倒しながら戦うといい。


コマンドチェインによる攻撃力上昇で、魔法型のカジオーにはマリオの攻撃で600ダメージが入る。
防御面でもボタンガードできる技が増え、ジーノウェーヴとの組み合わせで大幅に対処しやすくなった。
「ひっぺがし」対策に、防御型の時は交代を活用するとさらにいい。

ただし逆に言えば、ジーノウェーヴ無しには結構きつい。
ミルキりゅうせいぐんは無策だと全体に160ダメージ、一撃で戦線が崩壊しかねない。
いざという時はミンナカタクナールを使ってでも戦線を維持しよう。

思ったほど苦戦することなく、この最終決戦も乗り切る。


最後のスターピースを手に入れ、スターロードを修復できる。
それはすなわち、ジーノが帰る時が来た。

その後のエンディングでは、各地にカメラが移る。
ここはグラフィック以外でも変更点あり。
途中のローズタウンやモンスタウンのカット、それに最後の全員集合はSFC版には無かった。

SMRPG-121


平和記念のパレードとともに、スタッフロール。
本編では登場しなかったルイージが、先導を務める。
SFC版に限り、他に説明書にて出番があった。

パレードの前半は、SFC版そのままだ。
先導隊に続いてマシュマロ王家、クッパ軍団、そして物語の登場人物が次々に現れる。

6番隊のカジオー軍団が登場するところから、少しずつ空模様が夕方に。
続く7番隊、ジョナサン一味のフロートが現れたところで……

SMRPG-122

景色は夜に、そしてここからSwitch版のグラフィックに変わる。
光るキノピオ達に導かれ、キノコ、フラワーのフロートが現れる。

そして、スターに乗るマリオとピーチが最後に登場。
すると画面がムービーに切り替わる。
SFC版と異なり、5人で花火を見上げる。

SMRPG-123

ひとまずTHE END。
しかし、Switch版ではまだ終わりではない。クリア後限定のイベントが追加された。

というわけで、このプレイ記録も続く。

10:15
マリオ:Lv18 マロ:Lv18 ジーノ:Lv18 クッパ:Lv19 ピーチ:Lv19


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